CONSULTINGSTRATEGY
CONSULTING
ストラテジーコンサルティング
ストラテジーコンサルティング領域では、業界問わず、実践的な戦略策定を行っています。数理ロジックをはじめ、当社固有のあらゆるナレッジを活用し、お客様の課題の解決と大きなビジネスチャンスを創造します。
BUSINESS CONTENT 業務内容
金融業界のみならず、あらゆる業界における課題解決に向け、戦略立案を実施しています。机上の空論に留まらぬよう、プロジェクトの道筋とその具現化に向けて分析、仮説検証はもちろんのこと、予算感、スケジュール感などの外的ファクターから、各ステークホルダーの内的ファクターまで様々な事情を考慮し、全体を俯瞰しながら実現可能な戦略を策定していきます。
- クライアントの新事業の立ち上げパートナー
- 数理技術のビジネス活用デザイン
- 産学連携研究コーディネート
- 先端技術を活用した業務開発の要件定義
- 次期ソリューション構築のための市場調査・構成製品選定
CASE STUDY ケーススタディ
STEP 01
農業法人におけるビジネス上の課題解決を行うソリューションとして、ブランド価値と自社優位性をデータサイエンスの活用により高めることに焦点が当たり、相談を受ける。
このプロジェクトにデータサイエンティスト、コンサルタントとして参画する上で、農業の知見がなかった当社では、課題解決上の問題の所在を確認すべく、専業農家の方と技術的なやり取りができるレベルまでの農業的知見の習得をまず行い、それを前提として、A社の生産現場に実際に参加し、問題の検証を実施した。
STEP 02
まず当社コンサルタントは、当初、個別農家へのヒアリングを行い、サービス展開に関する個別フローなどを理解しながら、農業法人における課題を「ビジネスモデル」、「コミュニケーション」、「データ」の3つの観点で分析。
その結果、生産現場と販売担当のコミュニケーション、そこで使用されるデータに統一性がない場合その結果として、取引先との商流において齟齬が発生し、廃棄ロスや予定外の調達につながっていることを突き止める。
STEP 03
その問題を解決すべく、「コミュニケーションツール」として正確な生産データ・収穫予測の必要性を把握。
ジャガイモ、レタス、キャベツ、大根、トマトなど、クライアントが生産する農作物に対して、いかにノイズを減らしたデータ蓄積が可能かを検証しつつ、収穫予測の精度を高めた。結果、統計学的手法(重回帰分析+kernel、相関関係評価、クラスタリングなど)、機械学習的手法(ニューラルネットワークなど)を使い、従来の手法に比べ、誤差を数分の一(品目によっては数十分の一)程度にまで減少させ実用可能な高性能な予測モデルを構築。
STEP 04
構築された予測モデルをコミュニケーションツールとして活用する一方で、組織的に活用を進めるため、組織内のキーマン、またはリーダーにデータ収集と確認・アクションの責任と権限を持つよう提言し、コミュニケーションの最適化に向けて、実際のビジネス上での効果検証と学習を繰り返し実施。
その結果として、モデルケースでの試算において前年比約10%増の収益向上に成功する。