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デリバリーコンサルティング
デリバリーコンサルティング領域では、各種システム開発、自社パッケージ導入などを行っています。「金融業務」と「IT」の知識を豊富に有するコンサルタントにより、金融機関の市場系業務の最適化を推進しています。
BUSINESS CONTENT 業務内容
お客様それぞれにおいて異なる業務フローを明確に理解し、お客様と同レベルもしくはそれ以上の理解を持って改善方針を提案、実現します。グランドデザインを描く予備検討段階から、要件定義・外部/内部設計・開発・テストフェーズ、運用・保守フェーズに至るまで、どのフェーズから参画しても、最大限のパフォーマンスを発揮します。
- 事前検討フェーズでの Fit&Gap 分析
- 市場系システムの導入・構築支援
- 既存システムに対するアドオン開発時のシステム構築支援
- 既存/新システムの検証支援
CASE STUDY ケーススタディ
STEP 01
事前検討フェーズ
A銀行において、市場系システムのリプレイスプロジェクトが発足。当該プロジェクトの主管である大手SIer B から依頼を受け当社が参画した。
「ユーザー業務」、「アプリケーション機能」、「非機能」の3つの観点でリプレイス元の現行システムの実態を分析後、当社は主に「ユーザー業務」、「アプリケーション機能」を担当。関わる全部署の業務ヒアリングを経て現行の業務フローを策定する。
また、新システムで必要な機能を洗い出し(業務とシステムの関係性を見える化)、後続の要件定義フェーズの準備を整える。
STEP 02
要件定義フェーズ
『STEP1』で策定した"現行業務フロー"をベースに、Fit&Gap分析結果にもとづき関係ユーザーと調整の上"新業務フロー"を策定。
新システムへの置換えにより便利になることだけでなく制約となり得ることも併せて説明を行う。
業務上の重要度/優先度を見極め、開発スコープとしての対応要否も含め方針決定。開発スコープに含まれない課題に対しても代替機能/手段を提供することでフォローアップする。
これら調整結果の成果物としての要件定義書だけでなく、後続の設計/開発/テストフェーズの見積り、及び開発/テスト/移行計画書作成の支援。
STEP 03
設計(基本・詳細) / 開発(CD・UT) /
テスト(結合・総合・UAT・並行稼働) フェーズ
本フェーズでは、主に業務観点での支援を実施。
業務ノウハウを有さないエンジニアに対しても業務要件/機能要件の抜け漏れが無いようレビュアーとして適切にフォロー。
結合以降の全テストフェーズでテストスコープ/観点/バリエーションを当社主導で立案、作成。
テストフェーズを運営・管理し、重要度/優先度の高い不具合については当社メンバーも積極的に改修・テストに臨み事態の早期解決に努める。
STEP 04
本番稼働 / 保守フェーズ
新システムへ本番稼働直後は、ユーザー執務室内でのオンサイトサポートを実施。
障害が発生してもユーザーへは暫定対処方法の提示、システムサイドへは原因究明・恒久対応の指示など適切に処理し、業務を滞留させることなく運営。
また保守フェーズにおいては、担当エンジニアへノウハウを共有すべく、当社社員を講師として勉強会を実施。協業他社エンジニアも含め底上げを実現。エンジニアの教育を通じて、お客様へのサービスレベルが維持されるようフォローアップを行う。